現在、VECTOR BRANDでは3社のウェットスーツファクトリーにてOEM(オリジナルネーム)でのスーツを製作していただいています。





メーカーによってスーツに対する考えは様々で、暖かさ、乾きの早さ、伸びと柔らかさ、カッティングによるパフォーマンンスの良さと壊れにくさ、スキンとジャージの使い方、ゆるく作るのかとにかくジャストか、価格帯などなど簡単に言っても沢山あります。
それはカスタマー側が望む部分も違うのでShopでは各メーカーの強みを理解し皆様のスタイルに合った最適なウェットスーツを提案しています。それが1社では賄えないというところ。
現在VECTOR BRANDのオリジナルウェットスーツを作っていただいているファクトリーをご紹介すると、浸水がとても少なくラバーをふんだんに使ったスーツが個人的に好みなRincon wetsuitsのトシズマリンプロジェクト様、革新的なHybrid U-Zipを生み出し常に進化を続けているAxxe classicのC.world様、春夏にとても良い国産ラバーを扱っていて有名ファクトリーからも製作を依頼されるローカルなファクトリーGグローブ様にお願いしています。
そして今期より新たに1社JULY WETSUITSという素晴らしいウェットスーツブランドの取り扱いをスタートしました。
どこで知ってもらえたのか先日一本の電話があり、「是非話しを聞いてもらいたいので伺わせて下さい!」と。
正直これ以上取り扱いメーカーを増やす気はなかったのですが、「とにかく行きます!チケットとります!」と電話の声に熱を感じた。
Instagramがあるとの事だったので、見てみるとプロデュースはデーンピーターソン(→Instagramアカウント)だった。

それは僕が波乗りの虜になって間もない頃VHSの中にモヒカン頭で登場した自分と同年代のサーファー。
テープが擦り切れるほど観たのを覚えている。実際にAndersonのdp モデルに乗っていた事もあった。
さらに言えば僕のサーフボードビルダーの師匠Tappyさんとも昔繋がりがあった事も知っていたので、このウェットスーツブランドに興味が湧いた。
連絡から2週間後くらいだったか湘南のウェットスーツファクトリーから、最近じゃ珍しくも感じるハキハキした若手がほんとに会いにきて、このCAから逆輸入されたブランドについての愛情をこれでもか!ってくらいぶつけてきた。
僕の天邪鬼な性格もあり人と被るのがあまり好きではない為、今までのウェットスーツはオリジナルネームでお願いしてきたけど『ホントにカッコイイと思えるところとだけやっていきたい』という、この男のどこかエッジのきいたブランディング。
会社としてはできるだけ広げたい気持ちがあるのだろうけど「沢山ある中のひとつ」になってしまわないようあえて崖っぷちを行くセンスに共感できた。
流れの中で流されないで生きていく難しさは実感しているのでこれから一緒にブランドとして成長していけたらと思い微力ながら協力させてもらう事にしました。
機能や詳細については、またレポートしていきます。
@july_wetsuits @july_wetsuits.jp チェックしてみて下さい
ウェットスーツのオーダーは随時可能です。ご来店いただければ最適なメーカーでのスーツをご提案させていただきます。基本的には既製品での取り扱いはしておりません。細部を採寸してジャストサイズのスーツをお作りします。納期が春夏もので約2週間、秋冬は約1ヶ月となりますのでゆとりをもってお早めにご相談ください。